アレピアード（2019年生、母マリーアルーア）

アレピアード（2019年3月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「鳥肌、身震いするような(ポルトガル語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンラー（当時11歳）と交配したマリーアルーアが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンシャイン牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月9日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3歳（2022年）

1月10日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5月17日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の豊似湖賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアクアスパーダを半馬身振り切って初白星を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた7戦目は、百年の赤松賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、サマーセール平取産馬応援特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、サルビア特別（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、芦別名物ガタタンラーメン特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月4日、中4週で迎えた11戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のナムラバンザイに1馬身3/4の差をつけて2勝目を奪取した。

10月11日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたドラゴステ決め手に屈してハナ差の2着となった。

11月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた17戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた18戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた19戦目は、C1二組（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

3月13日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、アイスランドポピー賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4月24日、中5週で迎えた21戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

6月22日、中7週で迎えた22戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、真珠賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったフルーガルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた23戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、涼月賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた24戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、大暑特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったスノーディザイアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヒルノパルマに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた26戦目は、かっちゃん杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、エイメイカカンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた27戦目は、C級セレクション（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアルーリングリップに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月13日、中1週で迎えた28戦目は、鍋平高原特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた29戦目は、木下智史飲んで食べて協賛もして（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた30戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ヒナゲシにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したキタノフランクースに半馬身届かず2着となった。

デビュー前

藤田正治厩舎（笠松）へ入厩。

12月8日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、B5組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。競走除外となった。

5歳（2024年）

2月8日、約3か月の休み明けで迎えた33戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般B9（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた35戦目は、みこち生誕祭記念杯（笠松ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（8戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた36戦目は、かっちゃん杯（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（9戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた37戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた38戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた39戦目は、T&K結婚十周年おめでとう記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るキセキタイムを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。