アイスランドポピー賞

レース展開

ラッキーチャンスが集団を引っ張る展開、そのあとにビービーパドルが続く

ラッキーチャンスがハナに立ち、リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にビービーパドルが続く。その直後、ワセダメジャーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはラブバルドー。その1馬身後ろ、リキノキセキは中団やや前。ウィンターアゲインは中団馬群の丁度真ん中を追走。サンエイマジックは中団後方の位置取り。続いて、アレピアードが8番手。エムティコアは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはサンドフィッシュ。後方2番手の位置で脚をタメるのはウインエルカミーノ。殿にジョリルミエールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アイスランドポピー賞、サンエイマジックが4角で先行集団に並びかけるダイナミックなレーススタイルで人気に違わぬ実力を証明

先頭はラッキーチャンスとウィンターアゲインでリードは1馬身。ビービーパドルが3番手。1馬身離れて、サンエイマジックが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、単独で先頭に立った2番人気のウィンターアゲインが粘り続ける。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた1番人気のサンエイマジックがグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、途中から先頭に立ったウィンターアゲインが続き、2着とクビ差の3着には、8番手の位置から鮮やかな末脚を繰り出したウインエルカミーノが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたジョリルミエールが入線した。