アクアスパーダ（2019年生、母パラダイスキャリー）

アクアスパーダ（2019年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名(水)+父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のレッドスパーダ（当時13歳）と交配したパラダイスキャリーが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は今野活博。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-1。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月31日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3歳（2022年）

1月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の豊似湖賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したブルーバレルにクビ差届かず2着となった。

6月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月6日、中2週で迎えた11戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したアレピアードに半馬身届かず2着に敗北した。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は亀井洋司騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフクノアルズに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2023年）

4月27日、約9か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月7日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（11戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

7月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったファートムに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた19戦目は、真歌公園賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で亀井洋司騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で亀井洋司騎手（14戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のストライクリッチをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、ミルクランド北海道賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で亀井洋司騎手（15戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で亀井洋司騎手（16戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた23戦目は、SPAT4ならお得に貯まる賞（門別ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で亀井洋司騎手（17戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた24戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた25戦目は、木澤奨騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月4日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、4着に終わった。