ディナープリンス（1997年生、母ダイナクラシック）
Dinner Prince
1997.05.20
ディナープリンス（1997年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時5歳）と交配したダイナクラシックが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方45戦11勝2着3回。2001年のやまぶき特別(一般C1以下)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2000年）
1月29日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
2月26日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。
5月27日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。
7月15日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。
10月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
10月14日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。
11月12日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。
4歳（2001年）
1月3日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマンダリンウォーズに約12馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。
2月10日、中4週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシブラボーに2馬身の差をつけて制した。
3月9日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳江涼騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた11戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月15日、中2週で迎えた12戦目は、やまぶき特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は徳江涼騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローコンドルから3/4馬身差の2着に敗北した。
5歳（2002年）
2月3日、約10か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般C3（高崎ダート1330m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオークジェットに2馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。
3月9日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳江涼騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月31日、中2週で迎えた15戦目は、タンポポ特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で徳江涼騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったペプチドランディーから1馬身半差の2着となった。
4月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳江涼騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトナイルに半馬身の差をつけて勝利をモノにする
5月27日、中5週で迎えた17戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で徳江涼騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月30日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で徳江涼騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で徳江涼騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシンジュクヒミコに4馬身の差をつけて5勝目をマークした。
8月18日、中3週で迎えた20戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、シルバーステッキ賞（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月7日、中2週で迎えた21戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は徳江涼騎手（11戦5勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた22戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノコトブキに2馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。
10月12日、中2週で迎えた23戦目は、秋風特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた24戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、プラタナス特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月16日、中2週で迎えた25戦目は、寒椿特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月10日、中2週で迎えた26戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のユメノオージに5馬身の差をつけて7勝目を獲得した。
12月31日、中2週で迎えた27戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、ゴールドステッキ特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6歳（2003年）
1月13日、中1週で迎えた28戦目は、寒梅特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月1日、中2週で迎えた29戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、こぶし特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた30戦目は、むくげ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスハードから1馬身半差の2着に敗北した。
3月2日、中1週で迎えた31戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、春蘭特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のリンガスウィナーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする
3月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月23日、連闘で迎えた33戦目は、やまぶき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、すずらん特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月10日、中2週で迎えた35戦目は、一般C（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のチュウオースズカに2馬身半の差をつけて制した。
5月31日、中2週で迎えた36戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、からす川特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月14日、中1週で迎えた37戦目は、初夏特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月4日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のチュウオースズカに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月22日、中6週で迎えた40戦目は、立秋特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月12日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月20日、連闘で迎えた42戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマコルティに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月10日、中2週で迎えた43戦目は、秋涼特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月1日、中2週で迎えた44戦目は、かぶら川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月9日、連闘で迎えた45戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（12戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月22日、中1週で迎えた46戦目は、多野特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月13日、中2週で迎えた47戦目は、風神特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（13戦4勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月21日、連闘で迎えた48戦目は、冬至特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（14戦4勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。3着を確保した。
7歳（2004年）
1月18日、中3週で迎えた49戦目は、寒風特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月23日、連闘で迎えた50戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（15戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月13日、中2週で迎えた51戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、節分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月1日、中1週で迎えた52戦目は、ブラッドストーン特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。