エレガンテ（2001年生、母アプレシェ）

エレガンテ（2001年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「優雅に」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャック（当時10歳）と交配したアプレシェが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡志尚。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦1勝2着2回。2003年のジャングルポケット賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月22日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマサライデンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのタヤスツヨシ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのフサイチコンコルド賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンのジャングルポケット賞（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月14日、中4週で迎えた7戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシセイキラメキから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2004年）

4月7日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4月19日、中1週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリアーヒーローに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい18着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の夕顔特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月16日、中0週で迎えた18戦目は、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた19戦目は、鎌田滋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

9月27日、中0週で迎えた20戦目は、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鎌田滋騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鎌田滋騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月17日、中8週で迎えた24戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は鎌田滋騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた26戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鎌田滋騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。