マジックリガード（2001年生、母マジックシュート）

マジックリガード（2001年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時8歳）と交配したマジックシュートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）豊巻牧場。戦績は、地方23戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の鹿島田特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、豊巻牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田島寿一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

7月18日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したノトプリンスにハナ差届かず2着となった。

12月5日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた5戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったシンプウポニータに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハネダブラッキーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月5日、中4週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したミナモトサプライズにアタマ差届かず2着となった。

10月21日、約8か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた10戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

4歳（2005年）

1月28日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクイックモーションを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

2月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2二（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエマージングライトに2馬身の差をつけて3勝目を収める

5月24日、中3週で迎えた19戦目は、鹿島田特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオーゴンミツミネをハナ差振り切って雨下の激戦を制した。

6月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るパトリオットを豪脚でアタマ差だけ差し切って雨下の激闘を制した。

7月27日、中2週で迎えた22戦目は、夏木立特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（11戦4勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、腰越特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は前住和寿騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。