フェスティヴグッド（2018年生、母ユアザイオン）

フェスティヴグッド（2018年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+いいね。祭りはいいね」。毛色は鹿毛。種牡馬のパドトロワ（当時11歳）と交配したユアザイオンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はアイズスタッド株式会社。主な勝ち鞍は2022年の一般C2六七八。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アイズスタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、FTUによって270万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月21日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は504kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

3歳（2021年）

1月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

3月14日、中8週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。

5月16日、中8週で迎えた5戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3 19（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 17（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったナムラゴローに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中6週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の303.5万円以下（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた8戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の253.6万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の2001 JBC競走誕生賞3歳2（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は藤田凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月7日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた12戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、志尊淳賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、渋谷川賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、4着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた15戦目は、りゅうこつ座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入った。

3月31日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャインヴィグラスを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月11日、中2週で迎えた18戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ネバダ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた19戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、バレンシア賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。