バレンシア賞

レース展開

ブラックイメルが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にチタノプリンセスが続く

主導権を奪ったのはブラックイメル。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にチタノプリンセスが続く。続いて、サブノドリームが3番手の絶好位につける。その直後、ダイレクトフライトは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはバラク。その1馬身後ろ、ヤクモは中団やや前。ミスターサンドは中団馬群のど真ん中を追走。ケイトップロードは中団後方の位置。そのあと、フェスティヴグッドが9番手。ジャックアバンティは後方5番手で進出の機をうかがう。後方5番手でジックリと折り合いをつけるのはドナブライドルとレディヴィクトリア。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはグランフェスタ。しんがりにネオエレキングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

バレンシア賞、レディヴィクトリアが颶風の如き豪脚を披露して前方の馬達を一気に交わす

先頭はブラックイメルでリードは1馬身。単独の2番手にチタノプリンセスが続く。そのすぐ後ろ、サブノドリームが3番手。その後ろ、ヤクモが4番手。1馬身離れて、ダイレクトフライトが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのはバラク。そのまま押し切るかに見えたが、後方5番手にいたレディヴィクトリアが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団前目の位置からしぶとく脚を使って伸び続けたバラクが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したチタノプリンセスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のダイレクトフライトが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団にいたジャックアバンティが食い込んだ。2番人気のサブノドリームは絶好位にいたが最後一杯になって7着に敗れた。