キングブリザード（1997年生、母ヤマニントウシヨウ）

キングブリザード（1997年6月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時16歳）と交配したヤマニントウシヨウが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小岩牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新生ファームから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、木村龍彦によって787.5万円で落札された。2歳のとき、新生ファームから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

7月13日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルリーダーからハナ差の2着に甘んじた。

7月22日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツベンテンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月28日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で国信満騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3歳（2000年）

5月4日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

5月31日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若菜特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋駒特別（浦和ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

10月22日、中0週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦の磯菊特別（川崎ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の駒競特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

12月16日、中5週で迎えた11戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月25日、連闘で迎えた12戦目は、須藤一弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の駒組特別（浦和ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4歳（2001年）

1月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須藤一弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2二イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須藤一弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

4月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた15戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月13日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた16戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイルドブライトからアタマ差の2着となった。

6月16日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた18戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングナツから3/4馬身差の2着となった。

8月12日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。