ハシルキセキ（2014年生、母リターンケープ）

経歴

デビュー前

2歳（2016年）

6月18日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、アフターバーナーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエスシーエイトに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

3歳（2017年）

1月8日、中4週で迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた8戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のごぎょう賞（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた9戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

8月20日、約6か月の休養明けで迎えた10戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

10月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は長岡禎仁騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

12月21日、中6週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた13戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、金箔雪吊り&ファンタジーライトアップ特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカトリーヌスリジエに8馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

4歳（2018年）

1月16日、中3週で迎えた14戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイファーヴリルに6馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた15戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、兼六園観桜特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

5歳（2019年）

5月6日、約13か月の休み明けで迎えた16戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、岩見記念杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルクロノスに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月28日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、ビオラフォーエバーに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンヴェントに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、ミキノハルモニーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトップメダリストに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月15日、中7週で迎えた22戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、サフラン賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のニューヨーカーに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月8日、中2週で迎えた23戦目は、恋路賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた24戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。