サイレントクロス（1999年生、母ビューティークロス）

Silent Cross

1999.05.09

サイレントクロス（1999年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時13歳）と交配したビューティークロスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾 皆雄。戦績は、中央平地6戦0勝。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 6戦0勝 [0-0-0-6/6]
• 総賞金 国内: 105万円
• 生年月日: 1999年5月9日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 青毛
• 厩舎: 上原博之 美浦
• 馬主: ジョイ・レースホース（株）
• 生産者: 乾 皆雄
• 一口馬主募集クラブ: サラブレッドクラブライオン
• 一口馬主募集価格: 7,600万円 19万円×400口
• 抹消情報: 中央：2004年7月30日抹消; 地方：2004年10月5日抹消

パフォーマンス分析

ベストレース

• レース名: 荒川峡特別
• 日付/馬齢: 2004年5月1日/5歳
• コース: 新潟芝2400m 左
• 着順: 5着
• オッズ/人気: 42.1倍/6番人気
• 馬番/頭数: 11番/11頭
• 天候: 晴 15.4℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/稍遅
• レースラップ: 平均=12.1/ラスト=12.2
• レースペース: スロー
• 通過順位: 3-4-3-4
• 馬体重 増減: 492kg +34
• 出走間隔: 約7か月半の休養明け
• 騎手 斤量: 石橋脩 57.0kg

血統

概要

母のビューティークロスは中央4勝（中京芝[2勝:1200m],函館芝[1200m],札幌芝[1000m]）。曾祖母のホウヨウクインは中央平地7戦2勝。父のサンデーサイレンスは海外G1・6勝（米国ダ[6勝]）。

近親馬

• • 半叔母: ジョージビューティ 1992/JPN/ミルジヨージ
  ジョージビューティ
• • 半叔母: ビューティテイスト 1998/JPN/ダンスインザダーク
  ビューティテイスト
• • 半甥: インプレスウィナー 2007/JPN/フサイチコンコルド
  インプレスウィナー
• • 半甥: ナランフレグ 2016/JPN/ゴールドアリュール
  ナランフレグ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	7*7*7×7*7*7*7	5.46%
き	Belle Mere＝Beau Pere	7×7	1.56%
きS	Sir Gallahad＝Bull Dog	6*7	2.34%
牡	Royal Charger	5×5	6.25%
牡	Mahmoud	5*6×7	5.46%
牡	Nearco	6×6*6*7	5.46%
牡	Hyperion	6*7×6*7*7*7*7	7.03%
牡	Khaled	6×6	3.12%
牡	Gainsborough	7*7×7	2.34%
牡S	Blue Larkspur	6*6	3.12%
牡S	Man o' War	7*7	1.56%
牡M	Polynesian	6*7	2.34%
牝	Almahmoud	4×6	7.81%
牝	Selene	6*7×7	3.12%
牝	Mumtaz Begum	7×7*7	2.34%
牝S	Plucky Liege	7*7	1.56%
牝M	Lady Angela	5*6	4.68%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Halo 1969 （USA）		Hail to Reason 1958 （USA）	Turn-to	Royal Charger
				Source Sucree
			Nothirdchance	Blue Swords
				Galla Colors
		Cosmah 1953 （USA）	Cosmic Bomb	Pharamond
				Banish Fear
父 サンデーサイレンス 1986 （USA）			Almahmoud	Mahmoud
				Arbitrator
		Understanding 1963 （USA）	Promised Land	Palestinian
				Mahmoudess
父の母 Wishing Well 1975 （USA）			Pretty Ways	Stymie
				Pretty Jo
		Mountain Flower 1964 （USA）	Montparnasse	Gulf Stream
				Mignon
			Edelweiss	Hillary
				Dowager
母の父 タマモクロス 1984 （JPN）		シービークロス 1975 （JPN）	フオルテイノ	Grey Sovereign
				Ranavalo
			ズイシヨウ	パーソロン
				キムラス
		グリーンシャトー 1974 （JPN）	シヤトーゲイ	Swaps
				Banquet Bell
母 ビューティークロス 1991 （JPN）			クインビー	テユーダーペリオツド
				コーサ
		ノーザンテースト 1971 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
母の母 ミヤマビユーテイー 1984 （JPN）			Lady Victoria	Victoria Park
				Lady Angela
		ホウヨウクイン 1969 （JPN）	レアリーリーガル	Royal Charger
				Fresh Air
			豊隼	フエリオール
				ダツシングラス

血統分類

• サイアーライン: サンデーサイレンス系
• ファミリーナンバー: 1-b

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2004/05/15 新潟	芝2400m 良 晴	4歳以上500万下	ブリットレーン 0.7	10 / 12	4枠 4番	石橋脩	55kg	7.4	4人	5-7-6-4	35.9 / 37.8	484	-8
2004/05/01 新潟	芝2400m 良 晴	荒川峡特別 500万下	マコトスズラン 1.2	5 / 11	8枠 11番	石橋脩	57kg	42.1	6人	3-4-3-4	35.6 / 37.0	492	+34
2003/09/28 札幌	ダ1700m 稍 晴	3歳以上500万下	ロックカーニバル 1.8	9 / 11	7枠 9番	石橋脩	54kg	10.2	6人	5-6-2-5	39.1 / 39.1	458	-6
2003/09/13 札幌	芝2000m 稍 小雨	定山渓特別 500万下	テイエムイットー 1.9	9 / 14	3枠 4番	石橋脩	57kg	41.7	8人	6-5-9-12	38.2 / 36.8	464	-10
2002/11/16 福島	芝2000m 良 曇	伊達特別 500万下	スプラッシュヒット 2.0	15 / 16	7枠 14番	坂井千明	55kg	8.7	4人	6-6-4-6	38.4 / 36.8	474	-2
2002/11/02 福島	芝2000m 良 晴	3歳以上500万下	マイネルジェム 1.0	7 / 16	3枠 6番	坂井千明	55kg	19.0	7人	13-13-12-9	37.4 / 37.0	476

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額7,600万円（19万×400口）で一口馬主が募集された。

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上500万下の伊達特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい15着に敗れた。

4歳（2003年）

9月13日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5歳（2004年）

5月1日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。