ビューティテイスト（1998年生、母ミヤマビユーテイー）

ビューティテイスト（1998年5月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時5歳）と交配したミヤマビユーテイーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石橋本牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方29戦2勝2着8回。2000年のエーデルワイス賞(牝G3)で2着に入った他、2000年のサンデーサイレンス記念に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大宮牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

5月16日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のメイハイスーキーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサヘイローから2馬身半差の2着となった。

6月29日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイエスビッグから3/4馬身差の2着となった。

10月12日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナミから1馬身差の2着となった。

11月7日、中3週で迎えた9戦目は、2歳オープンのサンデーサイレンス記念（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノライオンをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（8戦2勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（2001年）

1月16日、中7週で迎えた11戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’01ゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月27日、中5週で迎えた12戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’01桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

4月16日、中6週で迎えた13戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月1日、中7週で迎えた16戦目は、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のスピカ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

8月29日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のマイア特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（11戦2勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

9月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-2（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったチトセエースからクビ差の2着に甘んじた。

9月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエギノヨオコーから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中1週で迎えた21戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（14戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた22戦目は、庫富特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（15戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルマタドールからクビ差の2着に惜敗した。

11月6日、中1週で迎えた23戦目は、川向特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で渋谷裕喜騎手（16戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファッションカラーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた24戦目は、清畠特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渋谷裕喜騎手（17戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクシャチョウから半馬身差の2着に敗北した。

11月29日、連闘で迎えた25戦目は、門別短距離特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で渋谷裕喜騎手（18戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2002年）

4月17日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の爽春特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた27戦目は、薫風特別（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月12日、中4週で迎えた28戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた29戦目は、文月特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた30戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の犬吠埼特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた31戦目は、潮風賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた32戦目は、オーガスト特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。