アクティブエース（1998年生、母アルファルビー）

アクティブエース（1998年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレオダーバン（当時10歳）と交配したアルファルビーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）赤石牧場。戦績は、地方33戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のグッドフレンドジョッキー(一般C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

後藤稔厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2001年）

3月16日、デビュー戦は矢内博騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に終わった。

6月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のティールグリーンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のナイキスパイカーに1馬身半の差をつけて優勝

9月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったタイガーボスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月15日、中3週で迎えた7戦目は、椎名廣明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は矢内博騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシキサンライズを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

11月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の山茶花特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は椎名廣明騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の駒牽特別（浦和ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は矢内博騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2002年）

2月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（8戦3勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

6月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた12戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2六七（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったジョンナムラに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月19日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたアサクサエドッコ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

9月26日、中4週で迎えた16戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、グッドフレンドジョッキー（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線に入ると、前で粘るトップハンターを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月18日、中2週で迎えた17戦目は、おうし座特別（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、霜月特別（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、墨田区特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた20戦目は、ファイナルドリーム賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

5歳（2003年）

1月16日、中1週で迎えた21戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四五（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

8月11日、約6か月半の休み明けで迎えた23戦目は、一般C1八九（大井ダート1190m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（9戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1七八（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（10戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（12戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1九十（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1十1112（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（14戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（15戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1八九十（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で澤佳宏騎手（16戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた31戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

6歳（2004年）

3月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4月20日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた33戦目は、チューリップ賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。