ジョンナムラ（1997年生、母マキシムメルシー）

ジョンナムラ（1997年5月6日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時9歳）と交配したマキシムメルシーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）いとう牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方36戦12勝2着9回。主な勝ち鞍は2002年の一般C1九十。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

6月3日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた3戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月31日、中9週で迎えた4戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイカステルスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2001年）

4月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケルからクビ差の2着に甘んじた。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、ハンデ戦の一般C3（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクパイロットから4馬身差の2着に敗北した。

4月29日、連闘で迎えた7戦目は、ハンデ戦の一般C3（新潟(地)ダート1550m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクパイロットから1馬身差の2着となった。

5月5日、連闘で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオプティミストに4馬身の差をつけて2勝目を収める

5月27日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメルシーリベロに半馬身の差をつけて3勝目を収める

6月3日、連闘で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C1以下（三条ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐剛紹騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシノノメに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月1日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1650m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐剛紹騎手（7戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクパイロットから1馬身半差の2着となった。

8月15日、中5週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐剛紹騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフライトリードに2馬身半の差をつけて5勝目を収める

9月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐剛紹騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月15日、連闘で迎えた14戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐剛紹騎手（10戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオートキングから1馬身差の2着に敗北した。

9月24日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で五十嵐剛紹騎手（11戦5勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月27日、中4週で迎えた16戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で五十嵐剛紹騎手（12戦5勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で五十嵐剛紹騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた18戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨミヒメに2馬身の差をつけて6勝目をマークした。

12月30日、中5週で迎えた19戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオオマサコマサに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2002年）

1月8日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3四（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイコーテンリューに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

2月13日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

2月21日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコアレスゴーストに6馬身の差をつけて制した。

3月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーブカムオンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、一般C2六（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったレコンキスタトートを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六七（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアクティブエースに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月5日、中1週で迎えた26戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1190m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイマイミーを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月15日、中5週で迎えた27戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったヤマニンデュークに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた28戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、フレンドシップジョッキー（大井ダート1190m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた29戦目は、紅葉特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

6歳（2003年）

6月7日、約7か月半の休み明けで迎えた30戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月4日、中0週で迎えた32戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、練馬区特別（大井ダート1190m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた33戦目は、足立区特別（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた34戦目は、江戸川区特別（大井ダート1690m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアイアイティアラを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1七八（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた36戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1九十（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したドンピエールを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

11月25日、中4週で迎えた39戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。