ハローカピタン（2005年生、母ハマノローマン）

ハローカピタン（2005年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「こんにちは＋船長（オランダ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時14歳）と交配したハマノローマンが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は斉藤安行。戦績は、中央平地2戦0勝、地方35戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、YSスタッドから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤尋司によって525万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月14日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

12月1日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモアザンブラザーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3歳（2008年）

1月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月1日、中5週で迎えた7戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月9日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

4月5日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、一般E6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般E6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタケショウクィーンに1馬身の差をつけて制した。

5月11日、連闘で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で目迫大輔騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた15戦目は、芍薬特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で目迫大輔騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、入梅特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で目迫大輔騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた17戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で目迫大輔騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハマノハッピーに6馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月22日、連闘で迎えた18戦目は、初蝉特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で目迫大輔騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で目迫大輔騎手（9戦2勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般E2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で目迫大輔騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた21戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で目迫大輔騎手（11戦2勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモインペリアルを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

8月23日、中3週で迎えた22戦目は、一般D6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で目迫大輔騎手（12戦2勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるマルタカウイングを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

8月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で目迫大輔騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグリサードに7馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

9月20日、中2週で迎えた24戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた25戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた26戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた27戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鋤田誠二騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月23日、中2週で迎えた28戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で鋤田誠二騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた29戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で鋤田誠二騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた30戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で鋤田誠二騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた31戦目は、4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鋤田誠二騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた32戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた37戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2 12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。