ショウリュウケン（2005年生、母スキャニングジョイ）

ショウリュウケン（2005年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝竜剣」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時11歳）と交配したスキャニングジョイが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害21戦3勝2着4回。2010年の阪神スプリングジャンプ(JG2)で2着に入った他、2009年の三木ホースランドパークジャンプステークス(障害3歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月8日、デビュー戦は田村太雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田村太雅騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた8戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

6月28日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月2日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月21日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は植野貴也騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーシンディーエスから2馬身半差の2着となった。

4歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴフウジンに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったパルティアシチーから3/4馬身差の2着となった。

3月1日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4月26日、中4週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 小雨）に出走。鞍上は6戦連続で植野貴也騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた21戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で植野貴也騎手（11戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月1日、約5か月半の休養明けで迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で植野貴也騎手（12戦1勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のエーシンディーエスをハナ差制して休養明けの一戦をモノにした。

11月29日、中3週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で植野貴也騎手（13戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた24戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で植野貴也騎手（14戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーワベガをクビ差制して3勝目を手中に収めた。

5歳（2010年）

1月16日、中4週で迎えた25戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で植野貴也騎手（15戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた26戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で植野貴也騎手（16戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムハリアーからクビ差の2着に甘んじた。

3月13日、中3週で迎えた27戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーワベガから2馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、中4週で迎えた28戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/不良）に63.5kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は植野貴也騎手（17戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月16日、約6か月の休み明けで迎えた29戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（18戦3勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた30戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（19戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。