ワイエムテイオー（1994年生、母ワイエムサリー）
Y.M.Teio
1994.05.22
ワイエムテイオー（1994年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時7歳）と交配したワイエムサリーが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川牧場。戦績は、中央平地26戦4勝2着1回、地方25戦0勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年のロンドンカップ(1600万下)。
経歴
デビュー前
佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1997年）
1月25日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。
2月8日、中1週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
3月16日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
3月29日、中1週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマチカネハテンコウに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
4月19日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦1勝）。17頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。
5月31日、中5週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒシウェーに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月15日、中1週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の北海ハンデキャップ（函館芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したフラワーフェアを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
10月11日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の本栖湖特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るビコーライジンを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切って優勝
11月30日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上1600万下の’97ゴールデン ホイップ トロフィー（阪神芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
12月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1600万下のアクアラインステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。
4歳（1998年）
2月14日、中7週で迎えた11戦目は、バレンタインステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。
3月7日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。
4月4日、中3週で迎えた13戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のなにわステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
4月25日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（7戦2勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
5月23日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上1600万下のロンドンカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のペイストリーシェフをハナ差振り切って4勝目をつかんだ。
6月21日、中3週で迎えた16戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、吾妻小富士オープン（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
7月11日、中2週で迎えた17戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。
6歳（2000年）
10月22日、約28か月の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上1600万下のテレビ静岡賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
11月25日、中4週で迎えた19戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のキャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が衰えて18着に終わった。
12月17日、中2週で迎えた20戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の尾張ステークス（中京芝1800m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
7歳（2001年）
1月20日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
2月10日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下のバレンタインステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
3月4日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山芝1600m 外回り 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
4月8日、中4週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の卯月ステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。
5月4日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
6月9日、中4週で迎えた26戦目は、4歳以上1600万下の湘南ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい17着に終わった。
8月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月24日、中3週で迎えた28戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイージーセイラーからクビ差の2着に惜敗した。
10月28日、中2週で迎えた30戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノクラブから1馬身差の2着となった。
11月4日、連闘で迎えた31戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月13日、連闘で迎えた32戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田延由騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた33戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C6（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月4日、連闘で迎えた34戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルテニッツァから1馬身半差の2着に敗北した。
8歳（2002年）
4月16日、約4か月半の休養明けで迎えた35戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた36戦目は、一般C5イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月3日、中1週で迎えた38戦目は、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノライジンから1馬身半差の2着に敗北した。
6月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で三浦誠騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた40戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦誠騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月15日、中1週で迎えた41戦目は、一般C6（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で三浦誠騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた42戦目は、一般C6ニ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三浦誠騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月18日、中2週で迎えた43戦目は、一般C6ニ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三浦誠騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月2日、中1週で迎えた44戦目は、一般C6（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で三浦誠騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた45戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。
9月23日、連闘で迎えた46戦目は、一般C6ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月14日、中2週で迎えた47戦目は、一般C6（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた48戦目は、一般C6ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（13戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた49戦目は、佐々木敦司騎手を鞍上に迎えて、一般C6イ（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったピッコロピッコロから2馬身半差の2着となった。
11月26日、中1週で迎えた50戦目は、一般C6（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木敦司騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた51戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C6イ（上山ダート1300m 雪/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。