ヤマトスバル（2008年生、母ソラノチャーマー）

ヤマトスバル（2008年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時11歳）と交配したソラノチャーマーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松田一夫。戦績は、地方18戦2勝2着3回。2011年の岩手ダービーダイヤモンドカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

岡島玉一厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月24日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリバーキンタローに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレブルーシーを上がり2位の末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

10月14日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフォーティナイナーズサン賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

12月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1400m 曇/重）に57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のユメザンマイに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3歳（2011年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

2月18日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月15日、中9週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた9戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ベストマイヒーローに交わされて4馬身差の2着となった。

6月13日、中3週で迎えた10戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の全国犬ぞりフェスティバルレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リュウノキャンドルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた15戦目は、後三年合戦レース（盛岡ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた17戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

4歳（2012年）

1月25日、中7週で迎えた18戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。