ホクセイライズ（1989年生、母マツハシユウザン）

ホクセイライズ（1989年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロードザキヤノンズ（当時9歳）と交配したマツハシユウザンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川ファーム。戦績は、中央平地9戦2勝、地方16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月1日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレイホーダイヤに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

3月28日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた6戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の端午賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（5戦1勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

12月5日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマヒサウイングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

12月13日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上900万下の高砂特別（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

4歳（1993年）

3月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般A（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカタトラソロンに4馬身の差をつけて制した。

3月29日、中3週で迎えた11戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般A（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラスキーに2馬身の差をつけて制した。

4月18日、中2週で迎えた12戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、榛名山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月14日、約7か月の休み明けで迎えた13戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1900m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイザンロードから半馬身差の2着となった。

12月2日、中2週で迎えた14戦目は、三国峠特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた15戦目は、高崎大賞典（高崎ダート2600m 雨/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1994年）

1月23日、中2週で迎えた16戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月6日、中5週で迎えた17戦目は、烏川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、甲州特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1995年）

1月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた19戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で雑賀秀介騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で雑賀秀介騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた23戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で雑賀秀介騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた24戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた25戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。