レイバック（2014年生、母レディアマポーラ）

レイバック（2014年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「リラックス」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードアルティマ（当時14歳）と交配したレディアマポーラが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）赤石牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方25戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の万哲&オークス来場記念in津軽(一般C2)。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月23日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

10月16日、中8週で迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。

11月5日、中2週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3歳（2017年）

1月8日、中3週で迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月19日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

8月15日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のシンボリバロンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月17日、連闘で迎えた17戦目は、高校野球交流大会賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた18戦目は、万哲&オークス来場記念in津軽（盛岡芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のセイウンニジョーズに1馬身3/4の差をつけて2勝目をマークした。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったカリストーガに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月13日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は13戦連続で阿部英俊騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダイヤモンドホースに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月25日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で阿部英俊騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で阿部英俊騎手（14戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、花信風賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で阿部英俊騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4月9日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた29戦目は、ハナモモ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で阿部英俊騎手（16戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた30戦目は、フジカスミザクラ賞（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で阿部英俊騎手（17戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で阿部英俊騎手（18戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた32戦目は、ホシハナビ賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で阿部英俊騎手（19戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で阿部英俊騎手（20戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。