スカーレヴァーズ（2020年生、母トーセンユーモア）
Scarle Vase
2020.04.03
スカーレヴァーズ（2020年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時7歳）と交配したトーセンユーモアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前田ファーム。主な勝ち鞍は2022年のユーカリデビュー。
経歴
デビュー前
坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2022年）
10月28日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンドライクミーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月1日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のネームヴァリュー・メモリアル（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。
12月20日、中2週で迎えた3戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のヤマノリアル・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。
3歳（2023年）
1月16日、中3週で迎えた4戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。
2月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
デビュー前
坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。
7月22日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。11頭立ての大外11番ゲートからスタート。競走除外となった。
8月6日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笹五位特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。
9月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の梟特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。
9月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の馬い!八丈青レモンを食べよう（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビレッジスティールをクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。
10月23日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。
11月27日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1七八九イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に終わった。
12月16日、中2週で迎えた12戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。