イシノアサティス（1998年生、母イシノスズラン）
Ishino Assatis
1998.05.19
イシノアサティス（1998年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のアサティス（当時13歳）と交配したイシノスズランが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、地方38戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の一般C1四。
経歴
デビュー前
坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2000年）
7月31日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。
8月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。
10月4日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウテンアリダーから6馬身差の2着に敗北した。
10月24日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。
3歳（2001年）
8月20日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて5着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
9月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、3着に終わった。
10月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は桑島孝春騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったニドクリルーブルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
12月19日、中1週で迎えた12戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。
4歳（2002年）
1月2日、中1週で迎えた13戦目は、初福特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。
3月1日、中7週で迎えた14戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバブルカムサンデーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
3月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
4月18日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したトーホウコンドルにアタマ差届かず2着に惜敗した。
5月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したトワノカルメンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
5月21日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
6月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（9戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（10戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。
7月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
8月13日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したドリームロードに半馬身届かず2着に敗北した。
8月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（13戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るストロベリームーンを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
9月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（14戦2勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったベルモントカクテルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
10月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（15戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のシャコーパレスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月25日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（16戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた27戦目は、晩秋特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（17戦3勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
5歳（2003年）
3月21日、約4か月半の休み明けで迎えた28戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
4月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
4月28日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
5月5日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤裕太騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
6月3日、中3週で迎えた32戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C1四ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。
6月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。
7月20日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田部和広騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
8月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田部和広騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田部和広騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
9月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、一般C2一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田部和広騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。