トリプルキセキ（2015年生、母アモリスト）

トリプルキセキ（2015年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「三代目の『キセキ』となれるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時12歳）と交配したアモリストが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山際牧場。主な勝ち鞍は2019年の疾風迅雷賞(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって777.6万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、LS・Mによって842.4万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月27日、デビュー戦は中野省吾騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったベルーガにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず12着に敗れた。

12月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

3歳（2018年）

1月20日、中5週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月6日、中1週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のカクカクシカジーカをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3月4日、中3週で迎えた6戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

5月14日、中5週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の優駿スプリントTR（川崎ダート900m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

7月19日、中8週で迎えた9戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の弾丸賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったドリームメダリストに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月21日、中4週で迎えた10戦目は、阿波徳島元気堂カップ（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のガッティナーラを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

9月12日、中2週で迎えた11戦目は、馬いぞ!シークワーサー発売記念（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、瞬刻賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったパルドンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2019年）

1月4日、中1週で迎えた14戦目は、駿逸賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた15戦目は、獅子奮迅賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、カワナにハナ差交わされて2着となった。

2月25日、中3週で迎えた16戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一気呵成賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったドリームメダリストに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の楽天競馬賞（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた18戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロードグレイスに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

5月10日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のBダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6月13日、中4週で迎えた20戦目は、疾風怒涛賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた21戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、オフト新潟賞（大井ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた22戦目は、8月3日あつぎ鮎まつり大花火大会開催記念（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた23戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、紫電一閃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、津久井やまびこ祭り祈願記念（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったドリームメダリストに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月18日、中3週で迎えた25戦目は、銀座BARムーティエ開店二周年記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアイアンハートにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月6日、中2週で迎えた26戦目は、スマイルシティ・品川賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、よみうりランド「遊びを、まん中に。」賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は福原杏騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5歳（2020年）

1月2日、中1週で迎えた28戦目は、門松賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた29戦目は、引退馬協会タイキシャトル賞（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた30戦目は、馬い森のジャム発売記念（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた31戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で福原杏騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したドリームメダリストにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月28日、中1週で迎えた32戦目は、トーラス賞（大井ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で福原杏騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月9日、中5週で迎えた33戦目は、川崎スパーキングスプリント（川崎ダート900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で福原杏騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月17日、中4週で迎えた34戦目は、みさきまぐろきっぷ賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で福原杏騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

8月10日、中2週で迎えた35戦目は、天下無双賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で福原杏騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に終わった。

11月12日、約3か月の休養明けで迎えた36戦目は、疾風怒濤賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で福原杏騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

12月16日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、花鳥風月賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6歳（2021年）

1月1日、中1週で迎えた38戦目は、一富士賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた39戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 晴/良）に53.5kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月4日、中6週で迎えた40戦目は、景星鳳凰賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

4月23日、中6週で迎えた41戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

5月27日、中4週で迎えた42戦目は、紫電一閃賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた43戦目は、一騎当千賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月12日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた44戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、シュアト賞（盛岡ダート1000m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、アヴェントゥリストに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた45戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた46戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7歳（2022年）

5月8日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた47戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のイヴァルディに2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

5月24日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ガビーズメモリーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月26日、中4週で迎えた49戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のランディングホースをアタマ差振り切って断然の支持に応えた。

9月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた50戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた51戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。