カップアイ（1985年生、母フジタカレディ）

経歴

デビュー前

2歳（1987年）

12月11日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ビンゴユメタに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

3歳（1988年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月3日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、南田美知雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

11月12日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南田美知雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で南田美知雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で南田美知雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラエースをクビ差捉え切れず2着となった。

4歳（1989年）

1月29日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南田美知雄騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、アグネスハヤテに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

2月5日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南田美知雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で南田美知雄騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のハクリュウスイに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で南田美知雄騎手（7戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエクシードクインにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で南田美知雄騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で南田美知雄騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンストライプを途轍もない末脚でハナ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

6月10日、中6週で迎えた14戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の千歳特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の積丹特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

5歳（1990年）

1月14日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオールシーズンを次元の違う末脚で半馬身差し切って3勝目を手中に収めた。

3月25日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

6月24日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、マッハシチーにクビ差交わされて2着となった。

7月21日、中1週で迎えた22戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿寒湖特別（札幌芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、4歳以上900万下の飯坂特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

11月24日、中5週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6歳（1991年）

6月29日、約7か月の休み明けで迎えた25戦目は、4歳以上900万下のHBC杯（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。