ライジングトウザイ（1995年生、母マルゼンタカラⅡ）

ライジングトウザイ（1995年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時19歳）と交配したマルゼンタカラⅡが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、地方25戦10勝2着5回。1999年の金蹄賞(アラ系一般)に勝利した他、1998年の紫桐杯(アラ系一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

城地藤男厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（1997年）

7月20日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は477kg。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカナンリンボーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳A（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイムラッドシンゲキに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアラブジュニアカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったルシナからクビ差の2着に甘んじた。

9月21日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳A（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のライトアスカーに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月4日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のもみじ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中4週で迎えた6戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の東北アラブ3歳チャンピオン（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノホープから1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、中4週で迎えた7戦目は、2歳戦の白雪賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノホープから3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（1998年）

1月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の金杯（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は晴山幹也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノホープから2馬身半差の2着となった。

4月11日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳戦の岩鷲賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイムラッドシンゲキに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

5月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のひばり賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノホープから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳A（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの東北アラブダービー（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は晴山幹也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミカワモンスターをクビ差制して制した。

8月9日、中7週で迎えた13戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタービュレンスをアタマ差制して優勝

9月15日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦の北日本アラブ優駿（水沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイムラッドシンゲキに5馬身の差をつけて優勝

11月3日、中3週で迎えた16戦目は、セイユウ賞（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の日高賞（水沢ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイムラッドシンゲキに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月31日、中4週で迎えた18戦目は、紫桐杯（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のメグミダイオーに2馬身半の差をつけて9勝目を手に入れた。

4歳（1999年）

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、IBC杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた20戦目は、金蹄賞（水沢ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラストボーイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2000年）

6月19日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた21戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は晴山幹也騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた22戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（13戦7勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦2勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2001年）

4月28日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は晴山幹也騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた25戦目は、アラブ大賞典（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。