セイユウスプリング（2013年生、母マジックガーデン）

セイユウスプリング（2013年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋泉」。毛色は芦毛。種牡馬のキャプテントゥーレ（当時8歳）と交配したマジックガーデンが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。主な勝ち鞍は2017年の駈けろ赤岡特別(一般C2-3)。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

10月10日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。17頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3歳（2016年）

2月14日、中9週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず13着に終わった。

8月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。16着に終わった。

10月1日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

11月13日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 17（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のネコハーバーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月11日、中3週で迎えた8戦目は、門脇真弓結婚特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた9戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4歳（2017年）

1月25日、中3週で迎えた10戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、ビンナガのしょうが煮特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のサトノシンゲキに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサニーリスペクトに2馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、梅花特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた13戦目は、トサミズキ特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2 13（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 14（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヴォルケンクラッツに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月14日、中2週で迎えた16戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したトリデカゴンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、イサキ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したミラーブルーナイトにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月4日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2ロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、マッセにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、土佐金魚特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るビビビを上がり1位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、土用特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた22戦目は、ビール10杯特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた23戦目は、旅うまチャレンジ行こう特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた24戦目は、駈けろ赤岡特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のチャロレイをクビ差振り切って制した。

10月15日、中1週で迎えた25戦目は、舞乃愛&一真誕生特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた26戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、KTJ高知珍道杯特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（12戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた28戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C1-6（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5歳（2018年）

4月21日、約5か月の休み明けで迎えた29戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた30戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、春は出会いの季節特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた32戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、すごくやったです特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた33戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（14戦3勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた36戦目は、祝・実、真衣結婚特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月13日、中2週で迎えた37戦目は、後藤詩織お誕生日特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた38戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（16戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた39戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（17戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。