ノボリレイナ（2018年生、母ノボリレジェンド）

ノボリレイナ（2018年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+女王(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したノボリレジェンドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の今村直人さま生誕38周年記念(一般C26)。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月27日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は390kg。17頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、6着に終わった。

3歳（2021年）

7月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり17着に敗れた。

8月21日、中6週で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、6着を確保した。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた5戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた6戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた7戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、今村直人さま生誕38周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバンテージポイントに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月9日、中2週で迎えた8戦目は、堀川特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツクバエクレールに約14馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2022年）

1月19日、中3週で迎えた10戦目は、乙川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた11戦目は、やすひろ&みずほ結婚記念賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた13戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月21日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた16戦目は、一般C15（名古屋ダート920m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C12（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったゴールドランチに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた18戦目は、MG杯雅志・彩水結婚記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた19戦目は、庄内川特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステラポラーレに4馬身の差をつけて優勝

8月5日、中1週で迎えた20戦目は、日間賀島特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月14日、中7週で迎えた22戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（12戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた23戦目は、生誕20周年まどぴ記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（13戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた24戦目は、大瑠璃アゲハ記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5歳（2023年）

2月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、天秤ひなみログボ300日記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた27戦目は、☆祝☆ 克樹・悠結婚記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた29戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた31戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

10月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた33戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた34戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。