ホクトシチセイ（2005年生、母ハギノメモリー）

ホクトシチセイ（2005年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカルラネイチャー（当時14歳）と交配したハギノメモリーが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道斜里郡小清水町、生産者は（有）千島北斗牧場。戦績は、地方40戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C1-6。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千島勇一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

6月5日、デビュー戦は中村裕司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月12日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中村裕司騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で中村裕司騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた7戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中村裕司騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブートキャンプから1馬身半差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で中村裕司騎手（7戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月7日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

3歳（2008年）

4月30日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒルズボスに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月19日、中2週で迎えた14戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマンダーから1馬身半差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた17戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルビスティーに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプッチーニに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた23戦目は、21世紀の森特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月6日、中7週で迎えた24戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた25戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアポロシアターを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

2月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノアリエナイに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

3月14日、連闘で迎えた30戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリトルエイコーンを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

4月5日、中2週で迎えた31戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳健一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳健一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のワンスタディオンを3/4馬身振り切って優勝

5月30日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳健一騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミスシドニーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた37戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた38戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた40戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。