トウカイブレーン（1999年生、母トウカイプラザ）

トウカイブレーン（1999年4月3日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時11歳）と交配したトウカイプラザが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害7戦1勝、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は2005年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月30日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

9月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳戦のねむの木賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2003年）

6月22日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の檜山特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったサンショーオーにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

7月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

10月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスブレットをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラスイフトをアタマ差制して2勝目を手に入れた。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、八幡平特別（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のプラジュニヤワンに半馬身の差をつけて雨中の戦いを制した。

5歳（2004年）

1月11日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3月13日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

12月18日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた15戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

6歳（2005年）

1月22日、中4週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月25日、約8か月の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた18戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた19戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のチアズボニートをアタマ差制して久しぶりに白星を挙げた。

7歳（2006年）

3月4日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

7月29日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた22戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。