スズタカヒーロー（1982年生、母ライバリマンド）

スズタカヒーロー（1982年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時12歳）と交配したライバリマンドが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地38戦7勝2着5回。1987年の日経新春杯(G2)で2着に入った他、1987年の阪神大賞典(G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

2歳（1985年）

1月6日、17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。最後は、2着のインターナイスに1馬身3/4の差をつけて勝利を物にした。

1月26日、10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月10日、9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のノアノハコブネをクビ差制して勝利した。

3月3日、18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月30日、11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、19頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月12日、11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月27日、8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウアグネスからクビ差の2着に惜敗した。

11月23日、9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月8日、8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1986年）

1月15日、ハンデ戦で5歳以上900万下の伏見特別（京都芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山勝秀騎手。17頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

2月1日、ハンデ戦で5歳以上900万下の関ケ原特別（中京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田明弘騎手。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

2月15日、ハンデ戦で5歳以上900万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田原成貴騎手。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3月16日、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山勝秀騎手。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月30日、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は土肥幸広騎手。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、マコウレイに3/4馬身交わされて2着となった。

4月20日、ハンデ戦で5歳以上900万下の白川特別（京都芝2000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山勝秀騎手。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマニンアムロを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切ってトップでゴールに入った。

5月10日、5歳以上1400万下の烏丸特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るノムラムサシを半馬身差し切って勝利をモノにした。

6月1日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。17頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

6月22日、G2の高松宮杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月7日、ハンデ戦で4歳以上900万下の長月特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

10月4日、4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったハツシバエースに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月25日、4歳以上900万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のワイルドキットに3馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。

11月23日、トパーズステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマノスキーに3馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

12月20日、セントウルステークス（阪神芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5歳（1987年）

1月25日、G2の日経新春杯（京都芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、フレッシュボイスに交わされて1馬身差の2着となった。

2月22日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

3月15日、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山勝秀騎手。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月29日、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山勝秀騎手。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

6月14日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山勝秀騎手。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6歳（1988年）

1月31日、関門橋ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

2月27日、5歳以上1400万下の甲南ステークス（阪神芝2500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、勝ったマルブツファーストにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3月12日、5歳以上1400万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のシンセイカンをアタマ差振り切って勝利を手にした。

4月9日、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月15日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

5月29日、エメラルドステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山勝秀騎手。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7歳（1989年）

1月22日、G2の日経新春杯（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山勝秀騎手。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

2月19日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸山勝秀騎手。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。