マルカシンフォニー（1987年生、母セントフォード）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

4月15日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したペッパーキャロルを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったエイシンクラッチに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は加用正騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったロングエリートに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で加用正騎手（5戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったサンダーリズムに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（1991年）

4月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の二王子特別（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったエイシンフェイバーに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

5月11日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったタップビューティにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月16日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（6戦0勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、6着に終わった。

7月13日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上500万下の豊前特別（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた13戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は加用正騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったホクセイダイヤに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月28日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の二本松特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた18戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5歳（1992年）

4月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったボンバーボーイから2馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったディクタトゥールから1馬身半差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた22戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた23戦目は、MRO金賞（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井敏雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井敏雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた25戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井敏雄騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた26戦目は、オリオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井敏雄騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェッカーホマレから4馬身差の2着となった。

7月20日、中1週で迎えた27戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井敏雄騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた28戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた29戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。