アジュディカグラ（2016年生、母カザグルマ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ベーシカル・コーチング・スクールから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、曽根正によって270万円で落札された。

2歳（2018年）

7月30日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は489kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったヴァルラームに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフラッシュアローに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中6週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のポッドギルに8馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3歳（2019年）

2月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のロイヤルビクトリーに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

3月19日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦のアザレア特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るナガタブラックを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月23日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で西啓太騎手（6戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2020年）

5月20日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般B2四五（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、印西市コスモス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、スポーツニッポン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

5歳（2021年）

3月8日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、新助坂賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた12戦目は、江戸見坂賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた13戦目は、ポインタース賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた14戦目は、麗春賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた15戦目は、行人坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた16戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は西啓太騎手（7戦4勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、ベーシカル・コーチング・スクールから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、曽根正によって270万円で落札された。

平田正一厩舎（川崎）へ入厩。

11月29日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、出雲流スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

6歳（2022年）

1月4日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、吉祥賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた18戦目は、閃光賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた20戦目は、木蓮賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

5月20日、中5週で迎えた21戦目は、開成町阿波おどり特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた22戦目は、見返り美人特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

7月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井光輔騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のエースストライカーに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月1日、中3週で迎えた24戦目は、蝉時雨特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井光輔騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

7歳（2023年）

1月1日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、三茄子賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、イーベンホルツにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月3日、中4週で迎えた26戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のラヴィンツァラに2馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

4月6日、中4週で迎えた28戦目は、ミリオネア賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

5月18日、中5週で迎えた29戦目は、オプレンシア賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のウインオワーズをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月12日、中3週で迎えた30戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井光輔騎手（9戦3勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

11月7日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、初霜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた32戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、湯河原梅林「梅の宴」賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

8歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた33戦目は、千客万来特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた34戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、氷瀑特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。