ゴールドペガサス（2012年生、母フォーモーション）

ゴールドペガサス（2012年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「金色のペガサス」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤオーラ（当時8歳）と交配したフォーモーションが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地20戦4勝2着2回。2016年のカーバンクルステークス(オープンハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

10月26日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のデルマジュゲムに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた3戦目は、G.ブノワ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のキッズライトオンに1馬身1/4の差をつけて優勝

3歳（2015年）

1月31日、中6週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月21日、中6週で迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のファルコンステークス（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月17日、中7週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

7月5日、中6週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のさくらんぼ特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたダイトウキョウ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマンハッタンヘンジに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月4日、中9週で迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の道頓堀ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた10戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のみちのくステークス（福島芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアットウィルに1馬身1/4の差をつけて4勝目を挙げた。

12月12日、中4週で迎えた11戦目は、ラピスラズリステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2016年）

1月16日、中4週で迎えた12戦目は、ハンデ戦でオープンのカーバンクルステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したカハラビスティーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月5日、中6週で迎えた13戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。

4月10日、中4週で迎えた14戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、春雷ステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

7月23日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、3歳以上1600万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月6日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、3歳以上1600万下のみちのくステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた17戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の西陣ステークス（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に敗れた。

12月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の南総ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

5歳（2017年）

1月8日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1600万下のサンライズステークス（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月12日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下の雲雀ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。