サーペンダンサー（1989年生、母クインカシハタ）

サーペンダンサー（1989年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサーペンフロ（当時18歳）と交配したクインカシハタが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方37戦10勝2着6回。主な勝ち鞍は1994年の湘南特別(B2一)。

経歴

デビュー前

河津政明厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1992年）

1月17日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイオーエンプレスから1馬身半差の2着に敗北した。

2月14日、中3週で迎えた2戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒシンザンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月10日、中7週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中0週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノアンコールから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で河津裕昭騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフナツミラーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月13日、中6週で迎えた8戦目は、3歳戦のクラウンカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で河津裕昭騎手（6戦2勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のコスモス特別 3組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で河津裕昭騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズレジンから2馬身差の2着に敗北した。

9月15日、連闘で迎えた10戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で河津裕昭騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のハセカツシヤトーに7馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、ラストトランペット賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で河津裕昭騎手（9戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた12戦目は、紅葉特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で河津裕昭騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスターベルから3/4馬身差の2着となった。

12月12日、中8週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の清澄特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

4歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の東雲賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の立春賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月26日、約7か月半の休み明けで迎えた18戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月3日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた19戦目は、仲冬特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノジョーダンに3馬身の差をつけて4勝目を収める

12月27日、中2週で迎えた20戦目は、高砂特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノサミットをアタマ差制して5勝目を獲得した。

5歳（1994年）

1月23日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、ガーネット特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワズオペラに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月16日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、一般B2三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノキリンジに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月15日、中3週で迎えた23戦目は、春風特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、湘南特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河津裕昭騎手（16戦7勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のピッツキングに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月29日、中3週で迎えた25戦目は、パール特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で河津裕昭騎手（17戦8勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた26戦目は、サンデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で河津裕昭騎手（18戦8勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月24日、中5週で迎えた27戦目は、かもめ盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で河津裕昭騎手（19戦8勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクティブハートからクビ差の2着となった。

6歳（1995年）

6月13日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた28戦目は、星雲特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で河津裕昭騎手（20戦8勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた29戦目は、盛夏特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で河津裕昭騎手（21戦8勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月7日、中4週で迎えた30戦目は、ムーンライト特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で河津裕昭騎手（22戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた31戦目は、雲海特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で河津裕昭騎手（23戦8勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月16日、中3週で迎えた32戦目は、田島寿一騎手を鞍上に迎えて、新秋特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた33戦目は、ニュースター特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（24戦8勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた35戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウザイトシをクビ差制して久々に勝利を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた36戦目は、師走特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（1996年）

1月15日、中4週で迎えた37戦目は、福岡登騎手を鞍上に迎えて、初春賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月30日、約8か月半の休み明けで迎えた38戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、長月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた39戦目は、神無月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた40戦目は、神無月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた41戦目は、霜月特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は宮﨑謙一騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレフトチェスマンから7馬身差の2着となった。

12月19日、中4週で迎えた42戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8歳（1997年）

1月4日、中1週で迎えた43戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のセイランナイスをクビ差制して10勝目を達成した。