フジノジョーダン（1990年生、母バンブトンルシア）

フジノジョーダン（1990年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時18歳）と交配したバンブトンルシアが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日の出牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は1994年の初春特別(C1一)。

経歴

デビュー前

高松弘之厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1993年）

2月15日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタクノノーザンに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートダイカツから5馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャッスルムーンから1馬身半差の2着に敗北した。

8月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったパークフォンテンから2馬身差の2着となった。

9月25日、連闘で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のハイセーガビーに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のきんもくせい特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のホウシュウドルビーに2馬身半の差をつけて制した。

11月19日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤシーマからクビ差の2着に甘んじた。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、仲冬特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーペンダンサーから3馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた12戦目は、イヤーエンド特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（11戦3勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったティーワイボーイから3/4馬身差の2着となった。

4歳（1994年）

1月18日、中4週で迎えた13戦目は、初春特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（12戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイグレートに半馬身の差をつけて雨下の戦いを制した。

1月26日、連闘で迎えた14戦目は、若水特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で桑島孝春騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の日高特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

8月13日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の渡島特別（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。