キョウエイロブスト（2009年生、母ダンシングヒミコ）

キョウエイロブスト（2009年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時13歳）と交配したダンシングヒミコが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方49戦10勝2着7回。2015年の新春賞(ハンデ)に勝利した他、2015年の川崎スパーキングスプリントで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、グランド牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、田中晴夫によって399万円で落札された。

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2011年）

8月20日、デビュー戦は増田充宏騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は463kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコウエイクレストに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月31日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の若武者賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はヴァイタルローズと並んで1着同着となった。

10月5日、中4週で迎えた3戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦2勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

11月16日、中5週で迎えた4戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦2勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のサウンドホース賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦2勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ハートツービートに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2012年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若水特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウエイペトラに6馬身の差をつけて制した。

3月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

6月6日、中4週で迎えた12戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳S3の優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい16着に終わった。

12月20日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた14戦目は、ジングルベル特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のゴーアップドラゴンに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

4歳（2013年）

1月1日、中1週で迎えた15戦目は、迎春盃（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、トウカイバロンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

1月16日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の新春特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアールセピアカラーに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、探梅特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

2月28日、中3週で迎えた18戦目は、アメジストスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（10戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、テラザホープに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月19日、中2週で迎えた19戦目は、アクアマリン特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のマイネルレガーロに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

4月17日、中3週で迎えた20戦目は、若草特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（12戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ガイエスブルクにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月7日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の閃光スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（13戦4勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のディープハントに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月13日、中4週で迎えた22戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた23戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、’13スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

10月29日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、ハンデ戦のカムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、ディープハントにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5歳（2014年）

4月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、ハンデ戦の桜波スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（14戦5勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた26戦目は、北斗七星賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（7戦2勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた27戦目は、閃光スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた28戦目は、青葉特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた29戦目は、夕焼けスプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、月見草特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた31戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、三浦すいか特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

10月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、ハンデ戦のカムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（15戦5勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

12月1日、中4週で迎えた33戦目は、里神楽スプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（16戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた34戦目は、東京スポーツ師走杯（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（17戦5勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

6歳（2015年）

1月7日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの新春賞（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（18戦5勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで、最後は2着のジョーラプターをクビ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

2月19日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、ハンデ戦の梅花賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（19戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファイヤープリンスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた37戦目は、駿風スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（20戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマスターエクレールに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月11日、約3か月の休養明けで迎えた38戦目は、川崎スパーキングスプリント（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（21戦7勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったカベルネフランに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

7月20日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた39戦目は、S3の習志野きらっとスプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（22戦7勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた40戦目は、葉月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（23戦7勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のトーセンジャガーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月22日、中4週で迎えた41戦目は、’15 プラチナカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（24戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

11月12日、中6週で迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンのカムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山崎誠士騎手（25戦8勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

7歳（2016年）

4月12日、約5か月の休養明けで迎えた43戦目は、陽春賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山崎誠士騎手（26戦8勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって14着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の閃光スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山崎誠士騎手（27戦8勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた45戦目は、川崎スパーキングスプリント（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で山崎誠士騎手（28戦8勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた46戦目は、デイリー文月杯（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山崎誠士騎手（29戦8勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた47戦目は、’16 プラチナカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山崎誠士騎手（30戦8勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

9月12日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた48戦目は、JBC川崎カウントダウン52（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8歳（2017年）

1月11日、約4か月の休養明けで迎えた49戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（12戦2勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。