メイショウチャイブ（2018年生、母カナリ）

メイショウチャイブ（2018年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+エゾネギ(ユリ科の植物)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時13歳）と交配したカナリが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日の出牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C16。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日の出牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって399.6万円で落札された。

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

2月13日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

5月8日、中9週で迎えた3戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

7月4日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はタレてしまい18着に終わった。

8月20日、中6週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー40（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー47（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイファーリンクスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

4歳（2022年）

6月21日、約9か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般C16（名古屋ダート920m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゴランディに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、エイシンイレブンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、京都人賞あおなみカップ（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

8月2日、中1週で迎えた11戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のドナレイラニに3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、阿久比川特別（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、りくと&さくら祝!誕生日記念（名古屋ダート920m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、カガヤキゴールドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた14戦目は、ぶたたさん誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浅野皓大騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志でしぶとく粘り込んで、最後は2着のセゾンデフルールに1馬身半の差をつけて優勝

9月30日、中1週で迎えた15戦目は、八曽滝特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浅野皓大騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浅野皓大騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた17戦目は、スレンダーしか勝たん!記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた18戦目は、渚 8歳誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。