ドラゴンクロス（1993年生、母ハイウェイダンサー）

ドラゴンクロス（1993年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時9歳）と交配したハイウェイダンサーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方37戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

1月28日、デビュー戦は清山宏明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のツルミトルネードを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（1997年）

5月11日、約15か月の休み明けで迎えた3戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた4戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

8月10日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小原義之騎手（6戦0勝）。17頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小原義之騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

5歳（1998年）

1月24日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンオウビビアンに4馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月25日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた14戦目は、ふきのとう特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノワカバからクビ差の2着に甘んじた。

4月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた17戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた18戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般C6-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で赤岡修次騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラスタリオンに8馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月18日、中2週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた20戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で赤岡修次騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、中4週で迎えた21戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で赤岡修次騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラスタリオンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で赤岡修次騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシメニトクノオーに9馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

9月13日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で赤岡修次騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトドロキチャンプに7馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

10月10日、中3週で迎えた24戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で赤岡修次騎手（12戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のロングリリックに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月20日、中0週で迎えた25戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で赤岡修次騎手（13戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイセカースルに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月10日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で赤岡修次騎手（14戦7勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で赤岡修次騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で赤岡修次騎手（16戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーサザンクロスに4馬身の差をつけて制した。

12月31日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で赤岡修次騎手（17戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーエルフをクビ差制して10勝目を達成した。

6歳（1999年）

1月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で赤岡修次騎手（18戦9勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサポートボーイに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

2月6日、中2週で迎えた31戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で赤岡修次騎手（19戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月15日、連闘で迎えた32戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、フリージア特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた33戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、チャレンジカップ（高知ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のコウミョウバーキンに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4月5日、中3週で迎えた34戦目は、一般A4（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた35戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、ひこばえ特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーシャディに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月5日、中2週で迎えた36戦目は、一般A4（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた38戦目は、水無月特別（高知ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた39戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般A4（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた40戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた41戦目は、一般A4（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた42戦目は、一般A4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた43戦目は、一般A4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（20戦10勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったチャンプアサヒからアタマ差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた44戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリエーションから半馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた45戦目は、越知町平家とコスモスの里特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた46戦目は、徳島県うずしお特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸梶由則騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた47戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸梶由則騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた48戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸梶由則騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。