ダディーズラビング（2020年生、母トロピカルブラッサム）

ダディーズラビング（2020年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ダディー+愛情あふれる」。毛色は鹿毛。種牡馬のコパノリッキー（当時10歳）と交配したトロピカルブラッサムが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は市川牧場。主な勝ち鞍は2023年の名古屋チャレンジカップミント賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田島大史によって440万円で落札された。

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月29日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3歳（2023年）

1月7日、中9週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

2月15日、中5週で迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1500m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したジークシュベルトを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月2日、中6週で迎えた4戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月21日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップミント賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は永島まなみ騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のオーシンエンジェルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中6週で迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

9月6日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月21日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したターニングタイドを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた10戦目は、シャンハイ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月1日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた13戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、C2八九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4歳（2024年）

1月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月27日、中4週で迎えた16戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。