ワンダーマッタホン（2004年生、母ワンダーブランニュ）

ワンダーマッタホン（2004年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スイスの山名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時19歳）と交配したワンダーブランニュが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は能登浩。戦績は、中央平地7戦0勝、地方19戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の一般C29。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月5日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

3歳（2007年）

2月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水晶山特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月24日、中0週で迎えた4戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

7月1日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

8月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の五峰山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月18日、中5週で迎えた10戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C30（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月31日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、一般C29（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシエルデトワールに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

11月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C25（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた15戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイジョウからクビ差の2着となった。

4歳（2008年）

1月16日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤智久騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた18戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノイチモンジから4馬身差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C24（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったティルティルから2馬身差の2着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C24（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルディメントから5馬身差の2着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた21戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C19（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモウィップから2馬身半差の2着となった。

6月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。