コスモフラッター（2017年生、母コスモバタフライ）

コスモフラッター（2017年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋羽ばたき。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時22歳）と交配したコスモバタフライが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2020年のニュースター特選。

経歴

デビュー前

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月14日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月24日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったマイファンキーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキュウシュウダンジに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2020年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のニュースター特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のダイリンウルフに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

1月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のホワイトスター特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のウインタースター特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のポーラスター特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月4日、中9週で迎えた10戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシャイニングスター特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、3着に入り込んだ。

5月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの鯱の門特選（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の虹の松原特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のスターダム特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヒューズラインに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月29日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように急駛したが、プレザンスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた17戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた18戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

11月7日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、霜降月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、ひいらぎ賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のコスモビッグハートに3馬身の差をつけて3勝目を収める

12月6日、中1週で迎えた21戦目は、長崎街道北方宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた22戦目は、タンザナイト特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、シェイクユアボディに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4歳（2021年）

1月11日、中2週で迎えた23戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、長崎街道鳴瀬宿特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったエンパシーをアタマ差捉え切れず2着に甘んじた。

2月27日、中6週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた24戦目は、小草生月賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は金山昇馬騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた25戦目は、菜の花賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた26戦目は、花見月賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた27戦目は、春暖賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（10戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた28戦目は、シバザクラ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金山昇馬騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた29戦目は、緑風賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金山昇馬騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた30戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で金山昇馬騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた31戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた32戦目は、大暑賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（14戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月22日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた33戦目は、雁来月賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（15戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた34戦目は、白露賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（16戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。