サウンドパラダイス（2000年生、母キートウザキープ）

サウンドパラダイス（2000年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋楽園」。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時15歳）と交配したキートウザキープが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は飯岡牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方27戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の3歳B3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飯岡牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、増田雄一によって546万円で落札された。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦はL.オサリバン騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

3歳（2003年）

6月28日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月11日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のロックザナイトを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

8月25日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハマナス賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるイタリアカンコウを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクインズパールを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、イチヤマレディーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

12月2日、中5週で迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワンダーゴーストにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月22日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月28日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3-7（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4歳（2004年）

3月28日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた15戦目は、竹田吉孝騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-10（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉孝騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2 11（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉孝騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた18戦目は、（株）三崎ストアー賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹田吉孝騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2 11（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹田吉孝騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

8月10日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2-6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹田吉孝騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹田吉孝騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた22戦目は、淀・水車のかおり記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた23戦目は、北陸コカ・コーラボトリング（株）（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は竹田吉孝騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉孝騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3 11（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

10月17日、連闘で迎えた26戦目は、牝馬限定戦のコスモスカップ（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は竹田吉孝騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3 11（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉孝騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。