ホッコーマグマ（2010年生、母エアステビア）

ホッコーマグマ（2010年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋マグマ」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時11歳）と交配したエアステビアが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）登別上水牧場。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、矢部幸一によって787.5万円で落札された。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

3月10日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

5月18日、中1週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

6月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサンライズネオに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4歳（2014年）

2月15日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた13戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のデルマダイコクに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

3月22日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

7月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

5歳（2015年）

2月8日、約6か月半の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい13着に敗れた。

7月26日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月27日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

6歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた23戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた24戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したクインズジャーニーにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月1日、中2週で迎えた25戦目は、スカパー!地方競馬ナイン特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた27戦目は、あじさい賞（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

7月8日、中2週で迎えた28戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた29戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったマイアヴァロンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた30戦目は、SKNフラッシュ8カップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた31戦目は、加東市制10周年記念特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた32戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、GJCチャンピオンジョッキー賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた33戦目は、近江牛特別（園田ダート1870m 曇/不良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた34戦目は、姫路カシの木特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた35戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ヤマトポーク特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた36戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、丹波焼特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた37戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月13日、中1週で迎えた38戦目は、ヤマトポーク特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は大柿一真騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた39戦目は、オッズパーク・ウィンターレジェンド杯（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

7歳（2017年）

1月11日、中1週で迎えた40戦目は、霜柱特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた41戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた42戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカスミチャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

2月27日、中0週で迎えた43戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、如月特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月16日、中1週で迎えた44戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のイーストホープをアタマ差振り切って制した。

6月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた45戦目は、オドリコソウ賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月7日、中3週で迎えた46戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、メヒカリ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。