エーデルローゼ（2013年生、母キングスベリー）

エーデルローゼ（2013年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「高貴な薔薇（独）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時13歳）と交配したキングスベリーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方27戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2017年の舟山高原賞(一般B2)。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

8月21日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず14着に終わった。

9月29日、中5週で迎えた2戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったユメカナウに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったアイヅナヨタケに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のアンテレクテュエルをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

12月29日、中4週で迎えた7戦目は、仕事納め特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4歳（2017年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサンマルメーカーを3/4馬身振り切って2勝目をゲットした。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、盆梅特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた12戦目は、OKB大垣共立銀行創立記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた13戦目は、マーガレット賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルボームに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、春風賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（10戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルラヴォーロに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月28日、中2週で迎えた15戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジャズダンサーに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月12日、中1週で迎えた16戦目は、夏木立特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月28日、中6週で迎えた17戦目は、ダイヤモンドブルー記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（13戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったキョウワニケに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（14戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストームボーイに約16馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

8月4日、中2週で迎えた19戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた20戦目は、木下智史笠松で残暑見舞い（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（16戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカガノカリスマに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月28日、中0週で迎えた21戦目は、舟山高原賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（17戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマユノジャスターに1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

10月11日、中5週で迎えた22戦目は、がんばれ笠松競馬（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（18戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた23戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で向山牧騎手（19戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のペガサスバローズに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月6日、中2週で迎えた24戦目は、中山七里特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で向山牧騎手（20戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったバークレアヴィガに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月6日、中3週で迎えた25戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で向山牧騎手（21戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、フォークローバーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月27日、中2週で迎えた26戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で向山牧騎手（22戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2018年）

1月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で向山牧騎手（23戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったマルヨナオミに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中5週で迎えた28戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で向山牧騎手（24戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。