コーニングストーン（2005年生、母リキパラダイス）

コーニングストーン（2005年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「海外ゴルフコース名より＋石」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスゴールド（当時7歳）と交配したリキパラダイスが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、中央平地13戦1勝2着3回、地方8戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月18日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい7着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマルティンスターク決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3歳（2008年）

1月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 雪/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

3月29日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のフロイラインローゼに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月13日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたメイショウベルーガ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったポーラーライツに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の和田岬特別（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤哲三騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

8月19日、中6週で迎えた14戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、綺羅星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒカルマドンナに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S2のロジータ記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた16戦目は、神楽賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

5歳（2010年）

1月3日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤー特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた18戦目は、白富士盃（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた19戦目は、ガーネットスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、梅見月特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のひなまつり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。