ホクセツスキャン（1999年生、母スコールハート）

Hokusetsu Scan

1999.04.06

ホクセツスキャン（1999年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時11歳）と交配したスコールハートが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本 直弘。戦績は、地方12戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本直弘から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

田中範雄厩舎（西脇）へ入厩。

4歳（2003年）

1月4日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、サラ2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は451kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイチーエースを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

1月30日、中3週で迎えた2戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨシヤマペアーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアラヨシマウントに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

3月25日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリメインヒロキを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月5日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャックホーラーに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キョウワジンライにアタマ差交わされて2着となった。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5歳（2004年）

7月13日、約13か月の休み明けで迎えた11戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハギノプロフィットにハナ差交わされて2着に甘んじた。