ヴィオラマイアス（2007年生、母タニノメール）

Viola Maius

2007.03.26

ヴィオラマイアス（2007年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時11歳）と交配したタニノメールが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、地方27戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2九十十一。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2010年）

2月12日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエンジェルシーロに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月24日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したモエレコナンを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月22日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったベガグレシヤスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月14日、中1週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七八（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

11月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2九十（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4歳（2011年）

1月14日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2十11十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十11十二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた22戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、若武者争覇in船橋賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた23戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一12十三（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

4月27日、中7週で迎えた24戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（10戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた25戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、船橋ジョッキーズ 勇気（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカンクロに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。