メイショウジョージ（1990年生、母チカノヴァ）

Meisho George

1990.05.07

メイショウジョージ（1990年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダミスター（当時8歳）と交配したチカノヴァが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田 哲夫。戦績は、中央平地8戦3勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

1月5日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月19日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた3戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のゴルデンキャピタルをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

11月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のバンブーダンケをクビ差振り切って優勝

12月25日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（1994年）

7月17日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリックフルムーンに2馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。