ニシノスバル（1984年生、母クラックシロー）

経歴

デビュー前

2歳（1986年）

11月2日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

12月20日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

3歳（1987年）

4月29日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月9日、中0週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、勝ったシマノファインにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

6月13日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のセントオリオンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

6月27日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の羊ケ丘特別（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所秀孝騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モガミドリームに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月20日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田所秀孝騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4歳（1988年）

1月24日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田所秀孝騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田所秀孝騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田所秀孝騎手（9戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミヤマストロングに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で田所秀孝騎手（10戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3月19日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で田所秀孝騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウフウリッキに6馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月10日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上1400万下の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田所秀孝騎手（12戦3勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5歳（1989年）

2月4日、約10か月の休養明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の深草特別（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で田所秀孝騎手（13戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

2月18日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で田所秀孝騎手（14戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた16戦目は、栩原一男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（15戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマルブツエンプレスをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

4月2日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（16戦4勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り17着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（17戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のヤマトビューテイを3/4馬身振り切って5勝目をつかんだ。

5月13日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上1400万下の朱雀ステークス（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（18戦5勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

6歳（1990年）

1月27日、約8か月半の休養明けで迎えた21戦目は、播州ステークス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（19戦5勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。