シャイニーゲール（2014年生、母クリスタルコースト）

シャイニーゲール（2014年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+疾風」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時13歳）と交配したクリスタルコーストが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は雅牧場。2022年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)に勝利した他、2017年の若駒ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月23日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のエイシンスレイマンに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2017年）

1月21日、中3週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

3月18日、中7週で迎えた3戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月24日、中9週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

7月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

11月5日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4歳（2018年）

2月11日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた11戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったパリンジェネシスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館芝2600m 曇/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジャディードに2馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

10月28日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

11月24日、中3週で迎えた15戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の高雄特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の尾張特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2019年）

6月9日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三田特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

7月14日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの北海ハンデキャップ（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

10月27日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのフルーツラインカップ（福島芝2600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったサンアップルトンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

12月21日、中4週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラスの江坂特別（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

6歳（2020年）

2月23日、中8週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤新騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のヒラボクメルローに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

3月20日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの尼崎ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で斎藤新騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったミスディレクションに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月24日、中8週で迎えた24戦目は、4歳以上3勝クラスの烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤新騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた25戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのジューンステークス（東京芝2400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では圧巻の末脚を披露し、4着に入った。

9月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのムーンライトハンデキャップ（中京芝2200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は斎藤新騎手（6戦1勝）。17頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月11日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの六社ステークス（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

12月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのグレイトフルステークス（中山芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

7歳（2021年）

1月31日、中4週で迎えた29戦目は、4歳以上3勝クラスの美濃ステークス（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの松籟ステークス（阪神芝3200m 外→内晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月9日、中9週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの三方ヶ原ステークス（中京芝2200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上3勝クラスの高山ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松若風馬騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

10月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったショベルヘッドから1馬身差の2着となった。

11月21日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、3歳以上3勝クラスのオリオンステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

8歳（2022年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアームストロングに約10馬身の大差をつけてファンの期待に応えた。

4月30日、約3か月半の休養明けで迎えた38戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝2770m 晴/重）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

5月28日、中3週で迎えた39戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内小雨/稍重）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小牧加矢太騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキーパンチに半馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

8月27日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小牧加矢太騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた41戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧加矢太騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10歳（2024年）

4月20日、約19か月半の休み明けで迎えた42戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。